朝から時間に追われるけれど、メイクはそこそこしっかりめに、髪もきちんとまとめたい。
でも、ふと街で見かけた女性が、特別に着飾っていなくても「きれい」に見えることはありませんか。
“無理をしない美しさ”は、働くわたしたちが目指したい、新しい「きれい」なのかもしれませんね。
今回は、少し肩の力を抜いて、等身大で育てていく「わたし流きれい」のヒントをお届けします。
がんばりすぎなくても、「きれい」は内面からにじみ出るもの
メイクやファッションに手をかけることも素敵ですが、それ以上に大切なのは、「自分を大切にする時間」を持つことです。
たとえば、
心がほっとやすらぐひとときをつくる。
疲れたときには、温かいお茶をゆっくり味わう。
睡眠をしっかり取って、体をやすませる。
そんなふうに自分をいたわることができると、自然と誰かを思いやる気持ちが生まれたり、思うようにできなかった自分をそっと許してあげられたりします。
外見を磨くのも大切ですが、“心の余裕”があると、それが内面からにじみ出る「きれい」につながります。
心のゆとりは、外見の美しさを引き立てるベースになります。まずは、自分を心地よい状態に整えることから、“わたし流きれい” を育ててみませんか。
”心に余裕”があると、自然に笑顔がこぼれ、行動にもゆとりが生まれます。無理のない立ち居振る舞いが、あなたの内面から ”きれい” を輝かせてくれます。
“きれい”に見える人がしている、自分だけのこだわり
“きれい”に見える人は、行動や表情に自然なゆとりが感じられます。
服を選ぶときも、メイクをするときも、流行に流されすぎることはありません。
かといって完全に無視するわけではなく、トレンドをワンポイントに取り入れながら、「これがわたしらしい」と思える選択をしています。
自分に似合う色味やシルエット、質感をしっかりと把握しているのも特徴です。
たとえば、
モノトーンのコーディネートに、トレンドカラーを差し色として効かせる。
ナチュラルなメイクでも、リップの色やブランドにはこだわる。
控えめなネイルが、かえって洗練された印象を与えることもあります。
「通勤時には華やかな印象を大切にしつつ、職場では髪をきちんとまとめて仕事モードに切り替える」そうしたオンとオフのメリハリをつけることも、見た目に品と知性を添えてくれるのです。
そして、表情もとても大切です。
職場に、いつも笑顔で受け答えをしている人はいませんか？
そういう人は、人からの信頼も厚く、仕事も落ち着いてこなしていることが多いのではないでしょうか。
「あの人、素敵だな」と思える人をお手本にするのも、きれいを育てるヒントのひとつです。
その中から、自分らしくできるものを取り入れていきましょう。
自分に合ったこだわりを少しずつ見つけながら、内面と外見、どちらも無理なく育てていきたいですね。
流行に左右されず、自分に似合うものを知っている人は、自然体で“きれい”がにじみ出ています。小さなこだわりが、自信と魅力を育てる第一歩です。
仕事も私生活もわたしらしく、少しだけ整える“きれい”を育てていく
キャリアが進むにつれて、忙しさや責任も大きくなっていきます。仕事にも自分自身にも、完璧を求めすぎると、心も体も疲れてしまいますよね。
「きれい」を作ろうとがんばりすぎないことが、わたし流のスタイルです。
とはいえ、何もしないまま、きれいをあきらめてしまうのは、ちょっともったいない気もしますよね。
忙しい日々の中にも、「自分らしさ」を育てる余白はあるはずです。
たとえば、
ネイルはシンプルでも、お気に入りの色を一つだけのせてみる。
朝のスキンケア中に、自分の肌に「今日もありがとう」と声をかける。
オンライン会議の前に、リップだけ塗り直して気持ちを整える。
こうした「自分へのちょっとしたご褒美」が、内側からの “きれい” を育ててくれます。
“きれいでありたい”という気持ちは、そのまま大切にして「少しだけ整える」―それくらいの感覚で向き合うことが、無理なく続けられる、あなたらしい美しさにつながっていくのだと思います。
きれいでいたい気持ちは、そのまま大切に。
がんばりすぎず、少しだけ自分を整えることで、自然体の“わたしらしさ”が輝き始めます。
わたし流のきれいを育てる３つの方法をご紹介しました。
「きれい」は、がんばってつくるものではなく、日々の中で自分らしく育てていくものです。
誰かと比べることなく、少しのゆとりと自分なりのこだわり、ほんの小さな“整える”気持ちが、
あなたの輝きを引き出してくれます。
これからも、“わたし流のきれい”を、無理なく、心地よく育てていきましょう。