新しいことを始めたいときに読む絵本3冊|はじまりの3つのかたち

新しいことを始めたいとき、そっと背中を押してくれる3冊の絵本をご紹介します。
小さな一歩や変化の中から、はじまりのかたちが見えてくる物語です。

― 大人の絵本棚 ―

 

新しいことを始めたいと思いながらも、
なかなか一歩が踏み出せない。

そんな日も少なくありません。

大きな決意が必要な気がして、
そのまま立ち止まってしまうこともあるでしょう。

でも、はじまりのかたちは、ひとつとは限りません。

目の前の世界がパッとひらけるとき。

誰かとまじわることで動き出すとき。

あるいは、たったひとつの小さな行動が、すべてを変えることもあります。

ここでは、そんな多彩な「はじまり」を描いた3冊の絵本を揃えました。

今のあなたに合う入口を、そっと探してみませんか。

何かを始めたいと思っても、
まだ動き出す力が湧かないときがあります。

世界が少し閉じたままのように感じられて、
どこへ向かえばいいのか、はっきりしないこともあるものです。

そんなときに知ってほしいのは、
ほんのわずかな変化からでも、景色がひらいていくということ。

『たねがとぶ』は、
その小さなひらきを、静かに感じさせてくれる絵本です。

まだ形になっていないものにも、
やがて広がっていく力があります。

まずは、ひらくことをゆるしてみましょう。
それが、新しいはじまりの入口になります。


ひとりで考えているだけでは、
なかなか動き出せないと感じることがあります。

すでにある関係の中でも、
関わり方ひとつで、変化が生まれることがあります。

『あおくんときいろちゃん』は、
ともだち同士が、さらにまじわることで、新しいかたちが生まれていく物語です。

変わることは、特別な出会いの中だけで起こるものではなく、
いまある関係の中にも、静かに息づいています。

まじわることで、自分の輪郭がゆるみ、
これまでとは違うかたちが見えてきます。

その変化が、新しいはじまりを動かしていきます。


やりたい気持ちはあるのに、
どこから手をつければいいのか分からないことがあります。

大きなことを考えるほど、
一歩が遠く感じられてしまうこともあります。

そんなときは、
目の前の「ひとつ」に目を向けることから、流れが動き出します。

『ひとつからはじめよう』は、
小さな行動が積み重なっていく過程を描いた絵本です。

いまの自分にできることは、
ほんのひとつで十分です。

その一歩を重ねていくことが、
新しいはじまりを現実へとつなげていきます。


何かを始めたいと感じたとき、
そのはじまり方は、ひとつではありません。

『たねがとぶ』は、世界が少しずつひらいていく時間を描いています。

『あおくんときいろちゃん』は、
すでにある関係が、ふかく関わることで変化が生まれる
物語です。

そして『ひとつからはじめよう』は、
目の前の小さな一歩
に光をあてています。

ひらくこと
まじわること
はじめること

それぞれの物語は違うかたちをしていますが、
どれも「動き出す前の心」に、そっと寄り添っています。

今の自分に必要なのが、広がりなのか、つながりなのか、
それとも、ひとつの行動なのか。

その答えは、きっとひとつではありません。

どの入口からでも、はじまりは静かに動き出していきます。

絵本たちが、
そっとあなたの心に灯をともしてくれます。

今のあなたに寄り添う物語が、
見つかっていたらうれしいです。