怒りやさみしさを抱える日。足りない自分に焦る日。
8月は、ほんとうの自分と静かに出会う時間を届けます。
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足りないものばかり見えてしまう日。
ひとりでいることや、
誰かを大切に思うことの意味を、静かに考えたくなる日。
そんな時間のそばに置きたい3冊があります。
怒りやさみしさ。
不完全な自分。
愛することと、生きること。
心の奥にあるものを、そっと見つめる絵本たちです。
今月は、ほんとうの自分に出会うための3冊をご紹介します。
心の中の気持ちと向き合う時間|『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック作

怒りやさみしさ、
言葉にならない気持ちは、ときどき心の中で大きくふくらみます。
『かいじゅうたちのいるところ』は、
そんな感情を無理に消そうとせず、
そのまま隣に置いてみる時間をくれる絵本です。
心の奥にいる「かいじゅう」と出会い、受け止め、静かに戻ってくる。
その旅は、
大人になった今だからこそ、深く響くものがあるでしょう。
怒りも、孤独も、自分の大切な一部として抱きしめる時間です。
🦖 怒りもさみしさも、そのまま抱きしめたくなったら──
足りないまま進む時間|『ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン作

もっとできたら。
もっと違う自分だったら。
そんな思いに心が追いつかなくなる日があります。
『ぼくを探しに』は、
足りないものを探し続ける旅の中で、
自分らしい歩み方を見つけていく絵本です。
欠けていること。
遠回りすること。
うまくいかないこと。
その全部が、自分をつくる時間なのです。
完璧ではないから、見える景色があります。
その静かなぬくもりを思い出させてくれる一冊です。
👣 足りない自分と、もう少しゆっくり向き合いたくなったら──
愛することと、ひとりでいる時間|『100万回生きたねこ』佐野 洋子作

誰かと生きること。
ひとりでいること。
その両方を抱えながら、私たちは時間を重ねていきます。
『100万回生きたねこ』は、
生きることや愛することを、静かに問いかける絵本です。
100万回という途方もない時間を重ねた先で、本当に大切なものは何なのか ──。
答えを提示するのではなく、
そっと胸の奥に灯りを置いてくれます。
読むたびに深く静かな余韻が広がる、特別な一冊です。
🐈 愛することの意味を、静かに見つめたくなったら──
ほんとうの自分に出会う時間は、少し立ち止まった先にある

怒りやさみしさを抱える日があります。
足りない自分に焦る日があります。
誰かを想うことや、自分らしく生きることを考える日があります。
そんな時間は、
前に進めていないように見えて、
本当は心の奥で大切なものを育てている時間なのでしょう。
『かいじゅうたちのいるところ』は、心の奥にある感情を見つめる時間。
『ぼくを探しに』は、足りないまま進む時間。
『100万回生きたねこ』は、愛することと生きることを見つめる時間。
ほんとうの自分は、どこか遠くにあるものではないのかもしれません。
少し立ち止まり、
自分の心に耳を澄ませた先で、
静かに待っているのだと思います。
📚 今のあなたに合う一冊を読む
もう少し詳しく知りたい方へ。
自分と向き合う絵本の紹介記事を綴っています。
▶ 🦖『かいじゅうたちのいるところ』|怒りもさみしさも抱きしめる
▶ 🐈『100万回生きたねこ』|愛すること、ひとりでいること
絵本たちが、
そっとあなたの心に灯をともしてくれます。
今のあなたに寄り添う物語が、
見つかっていたらうれしいです。
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