風や季節、陽が沈んだら ──
見えなくなったものは、どこへいくのでしょうか。
『かぜはどこへいくの』は、目の前から消えたように見えるものの “その先” をたどりながら、
すべてはどこかへ続いていることをやさしく教えてくれる絵本です。
本記事には、商品プロモーションが含まれています。
物語の力を借りて、
読後の心がふっと軽くなる一冊をお届けします。
あなたの心に、やさしい灯がともりますように。
見えないものに、疑問や不安を感じるとき。
答えのない問いに、立ち止まってしまうとき。
そんな心に、静かに寄り添う物語です。
この絵本がそっと教えてくれること
「かぜはどこへいくの?」
この絵本は、そんな子どもの素朴な問いかけに、
おかあさんが静かに言葉を重ねていく物語です。
風はどこへいくのか。
秋に落ちた葉は、どこへ消えるのか。
波や道は、見えなくなったその先でどうなっているのか。
目の前から消えてしまったように見えるものの行方を、
物語はやさしくたどっていきます。
見えなくなることは、なくなることではありません。
あるものは形を変えながら、どこかでつながり、続いていきます。
その静かなつながりを、やわらかな鉛筆画にのせて伝えてくれます。
見えないつながりに気づく時間
消えてしまったように見えるものに、
ふと不安を感じることはありませんか。
目の前からなくなったものは、
どこへいってしまったのだろうと、考えることもあるでしょう。
この物語は、消えてしまったように見えるものの “その先” を、
おかあさんの言葉を通して、静かにたどっていきます。
風も、季節も、太陽も、雲も、見えなくなったあともどこかへ続いています。
読み進めるうちに、目の前からなくなったように感じるものも、
本当は形を変えながら、つながり続けているのだと思えてくるかもしれません。
すべてを理解しなくても、この世界はどこかで守られていると感じられたとき、
少しだけ安心して、今ここにいられるようになるでしょう。
あなたの周りで消えたように見えるものも、
どこかで静かにつながり続けているのかもしれません。
著者と本のプロフィール
📖 書誌情報
『かぜはどこへいくの』(When The Wind Stop)
作・絵:シャーロット・ゾロトウ/ハワード・ノッツ
訳:松岡 享子(まつおか きょうこ)
出版社:偕成社
初版(日本):1981年/原著初版(アメリカ):1975年
本記事掲載版発行年:2004年
ページ数:30ページ
ISBN:9784033271200
主な受賞歴・評価:日本図書館協会選定図書。風や一日の「おわり」が別の場所での「はじまり」であることを優しく語り、世界の循環や命のつながりを静かな言葉で描いた、シャーロット・ゾロトウの代表作です。
対象年齢:4歳頃から
※対象年齢は目安です。世代を超えて、大人の心にも深く響く一冊です。
📗 この物語が寄り添うとき
こんなときに、そっとひらいてほしい。
・物事の終わりに、どこかさみしさを感じるときに
・理由はわからないけれど、不安が心に残るときに
見えなくなったものの行方をたどりながら、すべてはどこかでつながり続けていることを静かに感じさせてくれる絵本です。

絵本たちが、
そっとあなたの心に灯をともしてくれます。
今のあなたに寄り添う一冊が、
見つかっていたらうれしいです。
🍃 やさしく心を整えてくれる物語 ──
心に静かな風を通したくなったら。
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