『ひとつからはじめよう』|はじめる勇気をくれる、新しいはじまりの絵本

新しいはじまりの季節に読みたい絵本です。
小さな「ひとつ」から世界が広がっていく物語です。

 
― 大人のための絵本棚 ―
 

物語の力を借りて、
読後の心がふっと軽くなる一冊をお届けします。

あなたの心に、やさしい灯がともりますように。

何かを始めたいのに、動き出せずにいることはありませんか。

そんなときに、小さな一歩の意味を静かに示してくれる絵本です。

気負わずに、ページを開いてみましょう。

『ひとつからはじめよう』は、大きな変化ではなく、
小さな始まりに光をあてた絵本です。

日々の中でできるほんのひとつの行動が、
少しずつ積み重なっていく様子が描かれています。

特別な出来事は起こらず、静かな流れの中で物事が進んでいきます。

その穏やかな積み重ねが、
やがて変化へとつながっていく過程を、
やさしい視点で伝えてくれる一冊です。

やりたいことがあっても、
どこから手をつければいいのか、迷うことはありませんか。

この絵本には、「ひとつ」という小さな単位が繰り返し現れます。

大きな目標ではなく、
今できる行動に目を向けていく姿が、静かに描かれています。

その流れをたどるうちに、
自分の中にも同じような感覚があることに気づくでしょう。

完璧でなくてもかまいません。
目の前の一歩に集中するというあり方を、自然に重ねていけばいいのです。

その積み重ねが、思いがけない広がりにつながっていくのかもしれません。

はじまりは、
思っているよりも静かに訪れるものです。

ほんの小さなことでも、
続いていくことで、
少しずつ景色が変わっていきます。

大きな変化でなくても、
いまの自分にできることを重ねていくことが、
やがてひとつの道になっていきます。

📖 書誌情報

『ひとつからはじめよう』(I Am One

作・絵:スーザン・ヴェルデ/ピーター・レイノルズ
訳:島津 やよい(しまづ やよい)
出版社:新評論
初版(日本):2022年/原著初版(アメリカ):2020
本記事掲載版発行年:2022年
ページ数:32ページ
ISBN:9784794812049
主な受賞歴・評価:全米で人気の「I AMシリーズ」第2弾の絵本。絵を手がけるピーター・レイノルズは、世界的絵本作家兼イラストレーターです。
対象年齢:4歳頃から
※対象年齢は目安です。世代を超えて、大人の心にも深く響く一冊です。

📗 この物語が寄り添うとき

こんなときに、そっとひらいてほしい。

  • 何から始めればいいのか、分からなくなったときに
  • やりたい気持ちはあるのに、動けずにいるときに

ほんの小さな一歩からでも、何かが静かに動きはじめる感覚を、静かに呼び覚ましてくれます。

4月の絵本紹介記事をまとめて読む
はじまり→まじわり→一歩。

心を整えたい方へ

少し動き出したあとに、心を静かに整えたいときに。
▶ 心に余白を取り戻す絵本三冊の紹介記事はこちら

絵本たちが、
そっとあなたの心に灯をともしてくれます。

今のあなたに寄り添う一冊が、
見つかっていたらうれしいです。


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